建物を雨漏りから防ぐために、弱くなった部分を改修する工事です。
防水加工によって建物の資産価値を維持したり、快適な生活空間を保つことができます。

雨漏りを放置すると修理のために大規模な工事が必要となり工事にかかる費用も高額になってしまいます。
早めの点検を心掛け、早期発見を目指しましょう。
塗装の劣化

防水保護塗装(トップコート)が劣化していると塗料が剥げ、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因になることがあります。
塗装の劣化が気になったら塗り替えることをおすすめします。
外壁の亀裂

外壁に亀裂が入っているとそこから雨水が侵入してしまいます。
そのままにしていると、内部で腐食が進行してしまうので早めの点検をおすすめします。
パッキンの劣化

窓まわりのパッキンが劣化してそこから雨水が侵入して雨漏りをする可能性があります。
手遅れになる前に点検をおすすめします。

溶融アスファルトと、防水性の高いアスファルトシートを積層し、防水層をつくります。
アスファルト防水は2層以上の積層工法が原則で、水密性・耐久性とも高い工法です。
アスファルトが溶ける時に、臭いと煙が発生するため近年の改修工事では作業環境に対応した冷工法・トーチ工法などがあります。

ゴムや塩化ビニルでできたシート状の防水材を下地に貼りつけていく工法です。
塗装で行う防水よりも下地の影響を受けにくい特徴があります。
よく使われる防水材料としては塩ビシートや加硫ゴムシートが知られています。

フェンスの基礎があって細かい作業が必要な屋根やベランダなど、歩行を伴う場所の防水に有効です。
様々な場所で施工ができるので便利な防水材料といえます。
塗装で行う防水としてはウレタン塗膜防水が知られています。